2025年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
軍師感想ー!(何回目かはよくわからない)
映画軍師で、伝蔵が指示するさい六年・五年を苗字で呼んでいるの、上級生覚え中のときは「難易度高い~」て思ってたんですけど
「むしろこれ、『意図的に知りたいと考えている人以外は聞き流せる』という機能性セリフなのでは」と思いました昨日
考えてみれば、実働部隊の個人名は知らないままでも『物語』は理解できますものね
むしろ聞き流してもらった方がバランス良いくらいまでありそう
特に初見さんなどに対する『情報過多を避ける』といった方面から考えるとそう
「あの久々知が豆腐をEDまで封印されているスゴい」
「軍師においては五年生は『五年生という群体』みたいに動いてる」
といったお話にとても赤べこ
(そうでありつつ、個人認識している視聴者にとっては個々……なんですけども、ラストの跳ねてるあたりはほんとうに五年生という生き物っぽいかも)
あと、あらためて一年は組の寝巻き姿の頭を見たら双葉意外と少ないなってなりまし
というか伊助だけでした🌱
(双葉通り越して雑草生えてる団蔵(言い方!!!)も頭全体モッサになる庄ちゃんも頭のライン綺麗に出てる子もみんなかわいいですけど!)

山田伝蔵すら利吉に対して誰何(すいか)するのも再確認
忍者が隠れているのはわかっても、それが息子なのかどうかは顔を見るまでわからないようなのですよね……
卒業生の動きを見ても『忍者』までしかわからなかったようですし
(立場などからそう振る舞っている可能性も捨てきれませんけども)
それに対して、障子越しに雑渡に反応した伏木蔵(10)
ほんとうになにをどう感じ取ったんです……??????
これらの気配感知が同じ『映画軍師』という作品中にあることにも、とめどなくやばみを感じます
あと何回見ても六年生支度シーンで袋槍視点になるの面白くて
あれも袋槍の構造もろもろを一瞬で示しているすごいところなんですけど、どうしても
「わたし、いま……潮江文次郎に柄(え)をねじこまれている、袋槍の気持ちに……????」
となってしまいまし
#忍たま感想
#最強の軍師
#鶴町伏木蔵
#二郭伊助
映画軍師で、伝蔵が指示するさい六年・五年を苗字で呼んでいるの、上級生覚え中のときは「難易度高い~」て思ってたんですけど
「むしろこれ、『意図的に知りたいと考えている人以外は聞き流せる』という機能性セリフなのでは」と思いました昨日
考えてみれば、実働部隊の個人名は知らないままでも『物語』は理解できますものね
むしろ聞き流してもらった方がバランス良いくらいまでありそう
特に初見さんなどに対する『情報過多を避ける』といった方面から考えるとそう
「あの久々知が豆腐をEDまで封印されているスゴい」
「軍師においては五年生は『五年生という群体』みたいに動いてる」
といったお話にとても赤べこ
(そうでありつつ、個人認識している視聴者にとっては個々……なんですけども、ラストの跳ねてるあたりはほんとうに五年生という生き物っぽいかも)
あと、あらためて一年は組の寝巻き姿の頭を見たら双葉意外と少ないなってなりまし
というか伊助だけでした🌱
(双葉通り越して雑草生えてる団蔵(言い方!!!)も頭全体モッサになる庄ちゃんも頭のライン綺麗に出てる子もみんなかわいいですけど!)

山田伝蔵すら利吉に対して誰何(すいか)するのも再確認
忍者が隠れているのはわかっても、それが息子なのかどうかは顔を見るまでわからないようなのですよね……
卒業生の動きを見ても『忍者』までしかわからなかったようですし
(立場などからそう振る舞っている可能性も捨てきれませんけども)
それに対して、障子越しに雑渡に反応した伏木蔵(10)
ほんとうになにをどう感じ取ったんです……??????
これらの気配感知が同じ『映画軍師』という作品中にあることにも、とめどなくやばみを感じます
あと何回見ても六年生支度シーンで袋槍視点になるの面白くて
あれも袋槍の構造もろもろを一瞬で示しているすごいところなんですけど、どうしても
「わたし、いま……潮江文次郎に柄(え)をねじこまれている、袋槍の気持ちに……????」
となってしまいまし
#忍たま感想
#最強の軍師
#鶴町伏木蔵
#二郭伊助
『銀河放浪ふたり旅』289感想 剣呑になってまいりました
『銀河放浪ふたり旅』
どんなに取り締まっても暗躍はある(289話相当)
読みました!
連邦法の念押し、カイトさんによる状況分析。
「ふむふむなるほど」とばかりに拝聴してしまいました。
(説明パートも退屈しない、という地味なすごさも噛みしめております。文章自体に強みがなければこうは行かないかと)
ただのお蔵入りにならなかったダンガレシオンに一安心するも、剣呑になってまいりましたね。
ここから誰がどう動いていくのか……続きも楽しみです。
カクヨム版該当話リンク:https://kakuyomu.jp/works/11773540548978...
#銀河放浪ふたり旅
#銀ふた感想カクヨム版
『銀河放浪ふたり旅』
どんなに取り締まっても暗躍はある(289話相当)
読みました!
連邦法の念押し、カイトさんによる状況分析。
「ふむふむなるほど」とばかりに拝聴してしまいました。
(説明パートも退屈しない、という地味なすごさも噛みしめております。文章自体に強みがなければこうは行かないかと)
ただのお蔵入りにならなかったダンガレシオンに一安心するも、剣呑になってまいりましたね。
ここから誰がどう動いていくのか……続きも楽しみです。
カクヨム版該当話リンク:https://kakuyomu.jp/works/11773540548978...
#銀河放浪ふたり旅
#銀ふた感想カクヨム版
『銀河放浪ふたり旅』288感想
『銀河放浪ふたり旅』
危険な誘い(288話相当)
読みました!
牛丼に似て非なる食べ物……!!!!!!
それはカイトさんが微妙な顔になるのも納得できるような。
さて、カイトさんがエモーションさんをほったらかしにする気になれないのは重々わかります、(病み上がりでもありますし)
ゆえに異論はないのですけれど……動向の把握の仕方がちょっと。連邦の常識的設備って、令和視点ではストー……ごほんごほん(笑)
と思いきや。お店を出たところで端末を落としてしまったということは、カイトさんの心配って……『ひとりで上手に外食できるかな』でした……???(笑)
強いて言えばラガーヴ人似、と言ってもそもそも「似ていない」のですよね……かろうじて多椀だったり爬虫類系だったりでしょうか。
ともあれ、気になっていた視線の主らしき『商売人』の登場です。
こういう人から小物のにおいがするのはお約束。おおむね想定どおりの提案内容も、すんなり読めてここからどう転がるのかという楽しみに。
『カモ』と見做なされたのでしょうエモーションさんの毅然とした内心!
「そう、もう二度と」の一文の力強さがグッときます。
カイトさんにはこの内心を見せてあげたいくらいですね。
自分用メモ(288)
惑星ラガーヴ:125話~既出。惑星お引越しの件。ラガーヴ王リーンの外見描写は126話『有名税の取り立て来たる』
ミッガガシュ:ポーモラン星系で生産される食肉植物。生産が少ない希少食材。
カクヨム版該当話リンク:https://kakuyomu.jp/works/11773540548978...
#銀河放浪ふたり旅 #銀ふた感想カクヨム版
『銀河放浪ふたり旅』
危険な誘い(288話相当)
読みました!
牛丼に似て非なる食べ物……!!!!!!
それはカイトさんが微妙な顔になるのも納得できるような。
さて、カイトさんがエモーションさんをほったらかしにする気になれないのは重々わかります、(病み上がりでもありますし)
ゆえに異論はないのですけれど……動向の把握の仕方がちょっと。連邦の常識的設備って、令和視点ではストー……ごほんごほん(笑)
と思いきや。お店を出たところで端末を落としてしまったということは、カイトさんの心配って……『ひとりで上手に外食できるかな』でした……???(笑)
強いて言えばラガーヴ人似、と言ってもそもそも「似ていない」のですよね……かろうじて多椀だったり爬虫類系だったりでしょうか。
ともあれ、気になっていた視線の主らしき『商売人』の登場です。
こういう人から小物のにおいがするのはお約束。おおむね想定どおりの提案内容も、すんなり読めてここからどう転がるのかという楽しみに。
『カモ』と見做なされたのでしょうエモーションさんの毅然とした内心!
「そう、もう二度と」の一文の力強さがグッときます。
カイトさんにはこの内心を見せてあげたいくらいですね。
自分用メモ(288)
惑星ラガーヴ:125話~既出。惑星お引越しの件。ラガーヴ王リーンの外見描写は126話『有名税の取り立て来たる』
ミッガガシュ:ポーモラン星系で生産される食肉植物。生産が少ない希少食材。
カクヨム版該当話リンク:https://kakuyomu.jp/works/11773540548978...
#銀河放浪ふたり旅 #銀ふた感想カクヨム版
2025年9月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
『銀河放浪ふたり旅』286・287感想「エモさん、うしろうしろ!」
『銀河放浪ふたり旅』
特区の知性体たち(286話相当)
エモーションは食事量に制限がないタイプ(287話相当)
読みました!
……エモさん、うしろうしろ!!(笑)
あらためまして286話から。
串料理を食べ歩き、残った串は超能力で分解。超能力の普段づかいも日常的パートの醍醐味ですね。いつまでこの平穏が続いてくださるのやら(笑)
職人気質のスゴウデ料理人!!
好きなタイプの人物が出てきました。庶民料理を自称するあたり、お店もあまり大きくなくて地味な感じなのでしょうか。
それとカイトも気にかけていましたが、味覚も外見も地球人に似た存在が『外』にいるのは少々気になります。
連邦の技術など、欲しい物があるゆえにガツガツ商売している者が見られる特区において、クカノニタブの店主は何を求めているのか。
ョヨムロンの種族には味覚が異なる体質がそこそこの頻度で発生すると。
味覚少数派は文明が発達する以前は大変だったでしょうね……。
連邦に入れるまでに進歩してくれて良かったです。
287話。サブタイトルの時点でただよう謎の「もうダメだ」感!(笑)
接客態度まで採点基準に入れるのですねえ。少々意外。
そもそも多すぎるお店の情報を整理するためとはいえ数値化という方法を取られたのが意外と言えば意外だったのですけれど、二人とも楽しそうなので何よりです。
エモーションさんの単独行動!!
は、ハラハラワクワクしますね……!
「普段よりちょっと多めに」
ちょっと?
ほんとうにちょっとですか?
って、やっぱりィィィィ!!!!(笑)
エモーションさんのデータベースにある「ちょっと」の意味を確認したくなってまいりましたねえ……。
さて、どうやらオルディメリの商売人たちはエモーションさんが優良顧客だと気づいてしまいました。
一体どうなるのやら……
続きも楽しみです。
自分用メモ(286)
クカノニタブ:とてもおいしい煮込み肉料理の一種。まさかのアナグラム。
ョヨムロンの種族:触腕がある。地球人とは味覚が違うが、味覚が異なる体質がそこそこの頻度で発生する。
自分用メモ(287)
エモーションの食事量:実質の無制限。
カクヨム版該当話リンク:https://kakuyomu.jp/works/11773540548978...
#銀河放浪ふたり旅
#銀ふた感想カクヨム版
#ョヨムロン
#クカノニタブ
『銀河放浪ふたり旅』
特区の知性体たち(286話相当)
エモーションは食事量に制限がないタイプ(287話相当)
読みました!
……エモさん、うしろうしろ!!(笑)
あらためまして286話から。
串料理を食べ歩き、残った串は超能力で分解。超能力の普段づかいも日常的パートの醍醐味ですね。いつまでこの平穏が続いてくださるのやら(笑)
職人気質のスゴウデ料理人!!
好きなタイプの人物が出てきました。庶民料理を自称するあたり、お店もあまり大きくなくて地味な感じなのでしょうか。
それとカイトも気にかけていましたが、味覚も外見も地球人に似た存在が『外』にいるのは少々気になります。
連邦の技術など、欲しい物があるゆえにガツガツ商売している者が見られる特区において、クカノニタブの店主は何を求めているのか。
ョヨムロンの種族には味覚が異なる体質がそこそこの頻度で発生すると。
味覚少数派は文明が発達する以前は大変だったでしょうね……。
連邦に入れるまでに進歩してくれて良かったです。
287話。サブタイトルの時点でただよう謎の「もうダメだ」感!(笑)
接客態度まで採点基準に入れるのですねえ。少々意外。
そもそも多すぎるお店の情報を整理するためとはいえ数値化という方法を取られたのが意外と言えば意外だったのですけれど、二人とも楽しそうなので何よりです。
エモーションさんの単独行動!!
は、ハラハラワクワクしますね……!
「普段よりちょっと多めに」
ちょっと?
ほんとうにちょっとですか?
って、やっぱりィィィィ!!!!(笑)
エモーションさんのデータベースにある「ちょっと」の意味を確認したくなってまいりましたねえ……。
さて、どうやらオルディメリの商売人たちはエモーションさんが優良顧客だと気づいてしまいました。
一体どうなるのやら……
続きも楽しみです。
自分用メモ(286)
クカノニタブ:とてもおいしい煮込み肉料理の一種。まさかのアナグラム。
ョヨムロンの種族:触腕がある。地球人とは味覚が違うが、味覚が異なる体質がそこそこの頻度で発生する。
自分用メモ(287)
エモーションの食事量:実質の無制限。
カクヨム版該当話リンク:https://kakuyomu.jp/works/11773540548978...
#銀河放浪ふたり旅
#銀ふた感想カクヨム版
#ョヨムロン
#クカノニタブ
コミカライズ四部49話『契約解除の翌日』2025.9.25更新!
神に祈りを!:
て……サムネの時点で超イケルッツなんですけど!!!!!!!!?????????
そして読後第一声「無難な表情にしてもらえてよかったね、ダム……」
https://to-corona-ex.com/comics/20000000...
あらためて1ページ目から。
一目で現実ではないとわかる画面、良……!
そしてこの情景の広く果てしないこと
(早くモワレのない解像度で読みたい!!!!)
2-3頁の見開きのあたたかさ、子供達のかわいらしさよ……
星を見上げるマイン、ふりあおぐようにルッツを見るマイン、見習い服でルッツと笑うマインが特に好き
(っていうか小さいコマはモワレでよく見え……ほんま単行本はやく……)
(しかし、もしも本編完結後の主人公がこの夢の続きを見たら、隣接した道が何本かあって、平民も貴族もみんなが歩いているのが見えて(少し遠くの道を歩む他領の貴族あたりまで見えている)、けれど周囲の草の丈も半端なくって、フェ様がでっかい鎌でぶぉんぶぉん刈りながら歩いてくれていて、よく見たら平民組も貴族組もすげー刃物で草を刈りまくりながら歩いてる、みたいなワイルドな夢になりそう)
質の低い服から整った服へ、棒簪から髪飾りへ、神殿長の衣装(三部の時期の象徴)から貴族服(四部の時期の象徴)へ、移り変わりが目に楽しくも切ない……
そして泣き顔がほんとうにつらい
泣き顔を静かに静かに見つめているリヒャルダもつらい
(エルヴィーラの整えた部屋で暮らし、ベテランもベテランの上級貴族の側仕えが力を尽くして仕えても神殿に帰りたがる姫様って、投げやりにならなかっただけでもすごいですよリヒャルダ……さすがユストクスの母……)
目の色がほんとうにおかしい!!!!!!
かわいそうなのもそうですけど、読者には『これマジでとっとと対応しないとひとがしぬやつ』だとわかるので肝が冷えます……
(実は子供用の魔術具はないんですってバラしたら半径100メートルくらいから貴族いなくなるのでは)
フラン(癒し)(わりとでかいカワイイ)
ダムも育ちましたわね……
(ジュニア文庫でぴちぴちの初恋のころを見たばかりなので……)
(次に本編の終盤巻の挿絵を見たらまた「ウワァ育った」ってなるんでしょうねえ)
て、え、わ、「ずいぶんと溜め込んでいるようだ」のコマなにげにやばい
ロゼマ様、貴族の指輪経由で魔力が漏れちゃってるっぽい
ぞっとしました やばすぎる
それにしてもダームエルがある意味完璧な貴族ポーカーフェイスをしていて偉いというかむしろウケるというか
アンゲリカの迷セリフも、完全カットはされませんでしたがスポットライトはほとんど当たらず
(漫画では流れを阻害してしまいますからライトを当てなくて良いと思います)
原作では『アンゲリカはフランにも頭脳労働を丸投げするようになった』ことで空気が少しコミカルになって、そこにダムの『非モテ芸』セリフが入り、そんなダムを主人公が無視することで芸が完成する……みたいな流れなんですけども、
コミカライズのこの余裕のない空気の中でやるわけには行きませんよねえ!!(笑)
……ほんと、よくセリフを残してくださったものです
(というか、原作ではこの余裕のない状況にコミカルさを出していたわけで……アンゲリカもダムも主人公も、おそろしい子……)
(コミカライズのほうがコミカルじゃないとはこれいかに)
(※ダムの発言は主人公が故意に無視しているので『非モテ芸』です。もしもダムの意図は違っていたとしても主人公からはそうだと認識されています)
びえええええ、ギルおっきい!!! 腕たくましい!! 夢の中のまだ10歳のギルを見た直後なので泣くほど大きく感じてしまいます……
あらためてユレーヴェの二年間よ……
ダームエルのこの『良かったですねスマイル』みたいな顔ほんと……もちろん良いんですけど、同時に笑ってしまいま
芸人要素カットしてもらって良かったですねえラッキーですねえ!!(笑)
ルッツの「バカバカバカ!」もぐるぐるトゥーリもかわいい
(あらためて、書籍化のさいに第一部がダイジェスト化されなくて良かったなと……最初期ものづくり組……)
無害そうに貴族フェイスで立ってるダム いい精神力です
ベンノがローゼマインに詰め寄ろうと怒鳴りつけようと頭を拳でグリグリしようと動かず、気にも留めていないようふるまうって、地味にたいへんだと思います
反射的に動きそうになるでしょう護衛騎士なら……
目の色が戻って笑顔も戻りましたよ!
よかった……(ほろり)
マルクさんがほんとうに仏様のようなお顔をなさっていてすてき
おおおおお、ヨハンとハルデンツェルの様子が!!
断熱効果を狙ってでしょうか、分厚そうなカーテンがどの窓にも
興味深い……!
(実際に足を運ぶシーンも楽しみですわ ハルデンツェル来訪は興味深いエピソードのカタマリですし、同行していても特にカメラが向くことはなかったフィリーネの姿もコミカライズならたくさん見られることでしょう フフフ)
『これ以上貴族社会から逃げるわけにもいかない』
『お貴族様は忙しい』
どちらも原作のweb版にはない(書籍で加筆された)フレーズで、
大きめのコマを割いていただいてより一層印象的になりましたね
あるとないとでは重みが全然違う……
家族のため本のため貴族社会に飛び込んだローゼマイン様の覚悟の重みがあらためて胸にしみます
#本好きコミカライズ四部感想
神に祈りを!:
て……サムネの時点で超イケルッツなんですけど!!!!!!!!?????????
そして読後第一声「無難な表情にしてもらえてよかったね、ダム……」
https://to-corona-ex.com/comics/20000000...
あらためて1ページ目から。
一目で現実ではないとわかる画面、良……!
そしてこの情景の広く果てしないこと
(早くモワレのない解像度で読みたい!!!!)
2-3頁の見開きのあたたかさ、子供達のかわいらしさよ……
星を見上げるマイン、ふりあおぐようにルッツを見るマイン、見習い服でルッツと笑うマインが特に好き
(っていうか小さいコマはモワレでよく見え……ほんま単行本はやく……)
(しかし、もしも本編完結後の主人公がこの夢の続きを見たら、隣接した道が何本かあって、平民も貴族もみんなが歩いているのが見えて(少し遠くの道を歩む他領の貴族あたりまで見えている)、けれど周囲の草の丈も半端なくって、フェ様がでっかい鎌でぶぉんぶぉん刈りながら歩いてくれていて、よく見たら平民組も貴族組もすげー刃物で草を刈りまくりながら歩いてる、みたいなワイルドな夢になりそう)
質の低い服から整った服へ、棒簪から髪飾りへ、神殿長の衣装(三部の時期の象徴)から貴族服(四部の時期の象徴)へ、移り変わりが目に楽しくも切ない……
そして泣き顔がほんとうにつらい
泣き顔を静かに静かに見つめているリヒャルダもつらい
(エルヴィーラの整えた部屋で暮らし、ベテランもベテランの上級貴族の側仕えが力を尽くして仕えても神殿に帰りたがる姫様って、投げやりにならなかっただけでもすごいですよリヒャルダ……さすがユストクスの母……)
目の色がほんとうにおかしい!!!!!!
かわいそうなのもそうですけど、読者には『これマジでとっとと対応しないとひとがしぬやつ』だとわかるので肝が冷えます……
(実は子供用の魔術具はないんですってバラしたら半径100メートルくらいから貴族いなくなるのでは)
フラン(癒し)(わりとでかいカワイイ)
ダムも育ちましたわね……
(ジュニア文庫でぴちぴちの初恋のころを見たばかりなので……)
(次に本編の終盤巻の挿絵を見たらまた「ウワァ育った」ってなるんでしょうねえ)
て、え、わ、「ずいぶんと溜め込んでいるようだ」のコマなにげにやばい
ロゼマ様、貴族の指輪経由で魔力が漏れちゃってるっぽい
ぞっとしました やばすぎる
それにしてもダームエルがある意味完璧な貴族ポーカーフェイスをしていて偉いというかむしろウケるというか
アンゲリカの迷セリフも、完全カットはされませんでしたがスポットライトはほとんど当たらず
(漫画では流れを阻害してしまいますからライトを当てなくて良いと思います)
原作では『アンゲリカはフランにも頭脳労働を丸投げするようになった』ことで空気が少しコミカルになって、そこにダムの『非モテ芸』セリフが入り、そんなダムを主人公が無視することで芸が完成する……みたいな流れなんですけども、
コミカライズのこの余裕のない空気の中でやるわけには行きませんよねえ!!(笑)
……ほんと、よくセリフを残してくださったものです
(というか、原作ではこの余裕のない状況にコミカルさを出していたわけで……アンゲリカもダムも主人公も、おそろしい子……)
(コミカライズのほうがコミカルじゃないとはこれいかに)
(※ダムの発言は主人公が故意に無視しているので『非モテ芸』です。もしもダムの意図は違っていたとしても主人公からはそうだと認識されています)
びえええええ、ギルおっきい!!! 腕たくましい!! 夢の中のまだ10歳のギルを見た直後なので泣くほど大きく感じてしまいます……
あらためてユレーヴェの二年間よ……
ダームエルのこの『良かったですねスマイル』みたいな顔ほんと……もちろん良いんですけど、同時に笑ってしまいま
芸人要素カットしてもらって良かったですねえラッキーですねえ!!(笑)
ルッツの「バカバカバカ!」もぐるぐるトゥーリもかわいい
(あらためて、書籍化のさいに第一部がダイジェスト化されなくて良かったなと……最初期ものづくり組……)
無害そうに貴族フェイスで立ってるダム いい精神力です
ベンノがローゼマインに詰め寄ろうと怒鳴りつけようと頭を拳でグリグリしようと動かず、気にも留めていないようふるまうって、地味にたいへんだと思います
反射的に動きそうになるでしょう護衛騎士なら……
目の色が戻って笑顔も戻りましたよ!
よかった……(ほろり)
マルクさんがほんとうに仏様のようなお顔をなさっていてすてき
おおおおお、ヨハンとハルデンツェルの様子が!!
断熱効果を狙ってでしょうか、分厚そうなカーテンがどの窓にも
興味深い……!
(実際に足を運ぶシーンも楽しみですわ ハルデンツェル来訪は興味深いエピソードのカタマリですし、同行していても特にカメラが向くことはなかったフィリーネの姿もコミカライズならたくさん見られることでしょう フフフ)
『これ以上貴族社会から逃げるわけにもいかない』
『お貴族様は忙しい』
どちらも原作のweb版にはない(書籍で加筆された)フレーズで、
大きめのコマを割いていただいてより一層印象的になりましたね
あるとないとでは重みが全然違う……
家族のため本のため貴族社会に飛び込んだローゼマイン様の覚悟の重みがあらためて胸にしみます
#本好きコミカライズ四部感想
2025年4月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
フィリーネにも喋らせてあげてください!(仮題)
ダムフィリ2000文字程度。ダームエル視点。ギャグ。わたくし、コミカライズ四部10のおかげで無事に奇行に走ることができましたので、ダームエルにも奇行に走っていただきました。(意訳:コミカライズ四部10巻かきおろしのフィリーネさんの姿に大興奮して書いたものです)原作との整合性はやや抑えめ。
「ダームエル様、湯加減はよろしいでしょうか」
「あぁ、ちょうど良いよ」
フィリーネが初めて青色巫女見習いとして向かう祈念式の旅に、私は護衛という名目で同行することになった。しかし護衛だけすれば良いわけではない。神事の流れに慣れた者としてフィリーネに助言をしたり、会食には共に参加したりと、状況に応じた対応が求められている。
幸いにも旅の初日はつつがなく進んだ。私達の後ろにローゼマイン様を見ているであろうギーべは本館で歓待したがっていたが、私達はそれを振り切って青色神官や巫女が使う離れに落ち着くことができた。
今はフィリーネも私も風呂に入っている。あとは軽く明日の予定を確認して寝るだけだ。緊張がほぐれてきて、私は少し体の力を抜いた。
力を抜いている場合ではなかったと気づいたのは、風呂を終えてすぐのことだった。
私の世話をするフランが用意していたのは寝間着。これから就寝するのだから当然だが、寝間着だ。フィリーネはまだ風呂から出ていないが、やはり寝間着で出てくるだろう。
……寝間着!?
瞬間、フェアドレンナの雷でも受けたかのような衝撃が私の全身を貫いた。
主の寝間着姿を見ることは珍しくない。同性の側近もしかりだ。だが、普通の貴族には異性の側近に寝間着姿で接する機会などない。
私はフィリーネの護衛だという認識があるからだろうか、フランは当たり前のように控えていて、この事態に気づいている気配はない。
……寝間着なのだぞ?
全身におかしな汗がにじんできた。まだ婚約もしていないフィリーネの寝間着姿など見てしまって良いのか。もしもフィリーネが私に求婚しないのであれば大いに問題があるのではないか。
……いや、フィリーネは賢明だ。私がいることはわかっているのだから、問題があると判断したなら普通の服で出てくるくらいのことはするだろう。
逆に言えば、問題を感じないのであれば寝間着で来る。私に寝間着を見せても良いと思うならば……私を将来の伴侶と見做しているのであれば……寝間着で来るに違いない。心臓が早鐘を打ち始めた。
……なんてことだ。
私はずっと自分の気持ちを押し殺してきた。フィリーネに惹かれていると自覚する前からずっとだ。いくらでも未来があるフィリーネが選択肢のない私に興味を持たれるだなんてそれだけでも迷惑だと思い、唇をきつく結んできた。
エルヴィーラ様から提案をいただいてからもずっと、フィリーネの未来をつぶすような求婚はすまいと。そう思って待ってきた。
少しでもフィリーネが選んでくれる可能性があるならと己を磨きながら。時々、選んでもらえたならどれほど幸せだろうと夢想しながら。
だが、自分はこの期に及んで本当の覚悟なんてできていなかったのだと思い知らされる。のこのこと寝間着で出てきてしまったのだから。私はフィリーネに寝間着を見せても構わないが、フィリーネはこんなもの見たくないかも知れないではないか。
だらしないだけなのだと流してもらえれば良いが、将来の伴侶気取りなのかと疑われたら。それでフィリーネの選択肢から完全に外されてしまったら。一度頭をよぎってしまうと嫌な考えばかりが浮かんでくる。
……そうだ、まだ間に合うかも知れない。フランに着替えを頼も……
「フィリーネ様がお風呂を終えられました」
……遅かった!
私はドアを開けたモニカを見つめた。その後ろにいるはずのフィリーネが怖くて見られない。お茶を淹れに行くというフランに生返事を返して、視線を彷徨わせる。どこからどう見ても不審な行動だろう。
「あの……ダームエル? どうかしましたか……?」
……もうだめだ。覚悟しよう。フィリーネが普通の服でも泣くまい。そして、自分が寝間着であることを謝るのだ。
「……いや、その……なんでも……」
目を上げた瞬間、息を飲んだ。まばたきを忘れた。フェアドレンナの雷だけではなく、水の女神と光の女神を総動員したような激流のようでも閃光のようでもある衝撃に、私は動けなくなった。
フィリーネは、寝間着だった。
ゆるく片側にまとめられている髪。まだ上気している頬。赤みを増している唇。ゆったりとした寝間着に包まれた、この上なく愛らしい姿。
……あぁ。
胸は押しつぶされそうに苦しくて、息はうまくできなくて、それでも後から後から湧き上がってくる歓喜が全身を震わせて。
気がつくと私は恥も何もなく涙を流していた。
「ダームエル、ダームエル!?」
フィリーネがひどく困惑している。申し訳なさも感じるが、涙を止めることはできない。いかなる女神よりも美しく愛おしい姿が間近にあることで、さらに涙があふれてくる。
「……神に祈りを!」
私はとめどなく涙を流したまま神々に最大の感謝を捧げた。
おしまい
[本好きの下剋上ファン作品 No.24]
#本好きファン小説 #ダムフィリ #ダームエル #フィリーネ
ダムフィリ2000文字程度。ダームエル視点。ギャグ。わたくし、コミカライズ四部10のおかげで無事に奇行に走ることができましたので、ダームエルにも奇行に走っていただきました。(意訳:コミカライズ四部10巻かきおろしのフィリーネさんの姿に大興奮して書いたものです)原作との整合性はやや抑えめ。
「ダームエル様、湯加減はよろしいでしょうか」
「あぁ、ちょうど良いよ」
フィリーネが初めて青色巫女見習いとして向かう祈念式の旅に、私は護衛という名目で同行することになった。しかし護衛だけすれば良いわけではない。神事の流れに慣れた者としてフィリーネに助言をしたり、会食には共に参加したりと、状況に応じた対応が求められている。
幸いにも旅の初日はつつがなく進んだ。私達の後ろにローゼマイン様を見ているであろうギーべは本館で歓待したがっていたが、私達はそれを振り切って青色神官や巫女が使う離れに落ち着くことができた。
今はフィリーネも私も風呂に入っている。あとは軽く明日の予定を確認して寝るだけだ。緊張がほぐれてきて、私は少し体の力を抜いた。
力を抜いている場合ではなかったと気づいたのは、風呂を終えてすぐのことだった。
私の世話をするフランが用意していたのは寝間着。これから就寝するのだから当然だが、寝間着だ。フィリーネはまだ風呂から出ていないが、やはり寝間着で出てくるだろう。
……寝間着!?
瞬間、フェアドレンナの雷でも受けたかのような衝撃が私の全身を貫いた。
主の寝間着姿を見ることは珍しくない。同性の側近もしかりだ。だが、普通の貴族には異性の側近に寝間着姿で接する機会などない。
私はフィリーネの護衛だという認識があるからだろうか、フランは当たり前のように控えていて、この事態に気づいている気配はない。
……寝間着なのだぞ?
全身におかしな汗がにじんできた。まだ婚約もしていないフィリーネの寝間着姿など見てしまって良いのか。もしもフィリーネが私に求婚しないのであれば大いに問題があるのではないか。
……いや、フィリーネは賢明だ。私がいることはわかっているのだから、問題があると判断したなら普通の服で出てくるくらいのことはするだろう。
逆に言えば、問題を感じないのであれば寝間着で来る。私に寝間着を見せても良いと思うならば……私を将来の伴侶と見做しているのであれば……寝間着で来るに違いない。心臓が早鐘を打ち始めた。
……なんてことだ。
私はずっと自分の気持ちを押し殺してきた。フィリーネに惹かれていると自覚する前からずっとだ。いくらでも未来があるフィリーネが選択肢のない私に興味を持たれるだなんてそれだけでも迷惑だと思い、唇をきつく結んできた。
エルヴィーラ様から提案をいただいてからもずっと、フィリーネの未来をつぶすような求婚はすまいと。そう思って待ってきた。
少しでもフィリーネが選んでくれる可能性があるならと己を磨きながら。時々、選んでもらえたならどれほど幸せだろうと夢想しながら。
だが、自分はこの期に及んで本当の覚悟なんてできていなかったのだと思い知らされる。のこのこと寝間着で出てきてしまったのだから。私はフィリーネに寝間着を見せても構わないが、フィリーネはこんなもの見たくないかも知れないではないか。
だらしないだけなのだと流してもらえれば良いが、将来の伴侶気取りなのかと疑われたら。それでフィリーネの選択肢から完全に外されてしまったら。一度頭をよぎってしまうと嫌な考えばかりが浮かんでくる。
……そうだ、まだ間に合うかも知れない。フランに着替えを頼も……
「フィリーネ様がお風呂を終えられました」
……遅かった!
私はドアを開けたモニカを見つめた。その後ろにいるはずのフィリーネが怖くて見られない。お茶を淹れに行くというフランに生返事を返して、視線を彷徨わせる。どこからどう見ても不審な行動だろう。
「あの……ダームエル? どうかしましたか……?」
……もうだめだ。覚悟しよう。フィリーネが普通の服でも泣くまい。そして、自分が寝間着であることを謝るのだ。
「……いや、その……なんでも……」
目を上げた瞬間、息を飲んだ。まばたきを忘れた。フェアドレンナの雷だけではなく、水の女神と光の女神を総動員したような激流のようでも閃光のようでもある衝撃に、私は動けなくなった。
フィリーネは、寝間着だった。
ゆるく片側にまとめられている髪。まだ上気している頬。赤みを増している唇。ゆったりとした寝間着に包まれた、この上なく愛らしい姿。
……あぁ。
胸は押しつぶされそうに苦しくて、息はうまくできなくて、それでも後から後から湧き上がってくる歓喜が全身を震わせて。
気がつくと私は恥も何もなく涙を流していた。
「ダームエル、ダームエル!?」
フィリーネがひどく困惑している。申し訳なさも感じるが、涙を止めることはできない。いかなる女神よりも美しく愛おしい姿が間近にあることで、さらに涙があふれてくる。
「……神に祈りを!」
私はとめどなく涙を流したまま神々に最大の感謝を捧げた。
おしまい
[本好きの下剋上ファン作品 No.24]
#本好きファン小説 #ダムフィリ #ダームエル #フィリーネ
2023年2月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
婚約者との別れ
説明文とあとがきを足したほうが長いのでは? というくらい短いif話。ロゼマ三年時の嫁とりディッターでダンケルフェルガーが勝利した世界の主人公視点。『設定等まとめ22』Q13の香月先生の返答に触発されて書いたものなので、そちらをふまえた上でどうぞ。
「其方はそれで良いのか」
その言葉に、あの日の父さんの言葉が、重なって聴こえた気がした。
『……それは、生きてるとは言えんだろう』
貴族に飼い殺しにされる、という言葉の意味を家族に説明して、そんな延命よりも家族と朽ちることを選んだあの日。今となってはひどく懐かしいような気もするけれど。
……結局、似たようなことになっちゃったね。
貧民の兵士の子供が、青色巫女見習いになり、領主の養女になり、大領地の次期領主の婚約者にまでなったけれど、ダメだった。わたしはユルゲンシュミットにグルトリスハイトをもたらし、維持するために、次期王に飼われるかのような生活を受け入れることが決まってしまった。
「ローゼマイン」
わたしの目の前にある唇は、貴族らしくなくゆがんで、震えていた。
……良くない。全然良くないよ。
せっかく、ヴィルマとは画風の違う専属絵師と大領地の権力を手に入れて、成人したらババーンと本を作りまくってやろうと思っていたのに。
……でも、少しだけ嬉しい。
いまここにいるこの人が、わたしを憂いていてくれる。あの日の父さんのように、家族のように、わたし自身を思っていてくれる。貴族になってからのわたししか知らなくても、こんなにわたし自身を見ようとしてくれる人がいる。それが嬉しい。
……ディッターに負けて婚約させられた時は悔しかったけれど。
少し近くで見てみれば、この人はある意味わたしの同類だった。自由の少ない領主候補生としての生活の中でできるだけ絵を描こうとしていて、妹のハンネローレ様を大事にしていて。婚約前にもそこそこ知っていたことだけれど、ずっとよくわかるようになって。
……わたしのことも、守ってくれようとしたんだよね。
震えている唇から目線を上げると、赤いはずの瞳は虹色にゆらいでいた。わたしとの婚約を奪われることになった怒り、危惧していたのに防げなかった悔しさ、これからのわたしの心配……さまざまな感情がごちゃ混ぜになっているように見える。きっと、全部全部、わたしのせいで湧きあがった感情だ。
……こんな顔を見せられたら、頑張れちゃうよ。
「……良くはないですよ。でも、ユルゲンシュミットのためですもの」
わたしは精一杯の笑顔を作って、王族により破棄されることが決定した婚約の相手を見つめる。
……あなたが力を尽くしてくれたから。
反逆罪に問われるのではと心配になるくらい、頑張ってくれたから。だから。
……ユルゲンシュミットは、崩壊させない。
わたしの家族、わたしを支えてくれた大切な人達が、これからも生きて行けるように。あなたが絵を描いていられるように。
「今度はわたくしが国ごとダンケルフェルガーを守ります」
ぱたぱたと水滴が落ちる音がする。虹色に輝く魔石にも似た雫は、どちらのものだろう。
貴族らしからぬ無様な顔をお互いに晒しながら。わたし達は最初で最後の二人きりの時間を静かに過ごした。
了
あとがきと余談
お読みいただきありがとうございます。
原作でも主人公はレスティラウトの人情味に気づいて好評価しているフシがありますが、もしももっと接する機会があって、レスティラウトが『絵を描きたいのをめちゃくちゃ我慢して領主一族の役割をこなしている』人であり、自分のことを案じてくれる人でもあるのだと実感できたなら、主人公はそこそこ落ち着いた気持ちで婚約者になって行けたのではないかと思っています。ので、そんな感じのifを形にしてみました。
このifではこのあと、原作ではハンネローレが出撃したところでレスティラウトが出撃します。それでありつつ、フェルディナンドを救い出したあとのアウブ・アーレンスバッハの婚約者は原作通り。そのままアレキサンドリアも建領されます。
原作のフェルディナンドを「わたしに家族を返してくれた人」とするなら、このifのレスティラウトは『家族にわたしを返してくれた、かけがえのない人』になる感じ。身も蓋もなく言えば、将来的に恋愛感情を向けられるのはレスのほうです。
この余談までは読まない方にとっては『主人公は婚約者に好意を持っているが、好意の種類は不明』となるように書いていますので、この作品に『カップリング名』はありませんけれども。
(……ありませんけれども。レスロゼ作品と受け取られたり、それとして紹介いただいたとしても不都合はありません。気に入られたならよろしくお願いします。)
2026/10/30 ごく一部を改稿
[本好きの下剋上ファン作品 No.23]
#嫁とり敗北IF #レスティラウト #ローゼマイン #なかみゑ自薦
説明文とあとがきを足したほうが長いのでは? というくらい短いif話。ロゼマ三年時の嫁とりディッターでダンケルフェルガーが勝利した世界の主人公視点。『設定等まとめ22』Q13の香月先生の返答に触発されて書いたものなので、そちらをふまえた上でどうぞ。
「其方はそれで良いのか」
その言葉に、あの日の父さんの言葉が、重なって聴こえた気がした。
『……それは、生きてるとは言えんだろう』
貴族に飼い殺しにされる、という言葉の意味を家族に説明して、そんな延命よりも家族と朽ちることを選んだあの日。今となってはひどく懐かしいような気もするけれど。
……結局、似たようなことになっちゃったね。
貧民の兵士の子供が、青色巫女見習いになり、領主の養女になり、大領地の次期領主の婚約者にまでなったけれど、ダメだった。わたしはユルゲンシュミットにグルトリスハイトをもたらし、維持するために、次期王に飼われるかのような生活を受け入れることが決まってしまった。
「ローゼマイン」
わたしの目の前にある唇は、貴族らしくなくゆがんで、震えていた。
……良くない。全然良くないよ。
せっかく、ヴィルマとは画風の違う専属絵師と大領地の権力を手に入れて、成人したらババーンと本を作りまくってやろうと思っていたのに。
……でも、少しだけ嬉しい。
いまここにいるこの人が、わたしを憂いていてくれる。あの日の父さんのように、家族のように、わたし自身を思っていてくれる。貴族になってからのわたししか知らなくても、こんなにわたし自身を見ようとしてくれる人がいる。それが嬉しい。
……ディッターに負けて婚約させられた時は悔しかったけれど。
少し近くで見てみれば、この人はある意味わたしの同類だった。自由の少ない領主候補生としての生活の中でできるだけ絵を描こうとしていて、妹のハンネローレ様を大事にしていて。婚約前にもそこそこ知っていたことだけれど、ずっとよくわかるようになって。
……わたしのことも、守ってくれようとしたんだよね。
震えている唇から目線を上げると、赤いはずの瞳は虹色にゆらいでいた。わたしとの婚約を奪われることになった怒り、危惧していたのに防げなかった悔しさ、これからのわたしの心配……さまざまな感情がごちゃ混ぜになっているように見える。きっと、全部全部、わたしのせいで湧きあがった感情だ。
……こんな顔を見せられたら、頑張れちゃうよ。
「……良くはないですよ。でも、ユルゲンシュミットのためですもの」
わたしは精一杯の笑顔を作って、王族により破棄されることが決定した婚約の相手を見つめる。
……あなたが力を尽くしてくれたから。
反逆罪に問われるのではと心配になるくらい、頑張ってくれたから。だから。
……ユルゲンシュミットは、崩壊させない。
わたしの家族、わたしを支えてくれた大切な人達が、これからも生きて行けるように。あなたが絵を描いていられるように。
「今度はわたくしが国ごとダンケルフェルガーを守ります」
ぱたぱたと水滴が落ちる音がする。虹色に輝く魔石にも似た雫は、どちらのものだろう。
貴族らしからぬ無様な顔をお互いに晒しながら。わたし達は最初で最後の二人きりの時間を静かに過ごした。
了
あとがきと余談
お読みいただきありがとうございます。
原作でも主人公はレスティラウトの人情味に気づいて好評価しているフシがありますが、もしももっと接する機会があって、レスティラウトが『絵を描きたいのをめちゃくちゃ我慢して領主一族の役割をこなしている』人であり、自分のことを案じてくれる人でもあるのだと実感できたなら、主人公はそこそこ落ち着いた気持ちで婚約者になって行けたのではないかと思っています。ので、そんな感じのifを形にしてみました。
このifではこのあと、原作ではハンネローレが出撃したところでレスティラウトが出撃します。それでありつつ、フェルディナンドを救い出したあとのアウブ・アーレンスバッハの婚約者は原作通り。そのままアレキサンドリアも建領されます。
原作のフェルディナンドを「わたしに家族を返してくれた人」とするなら、このifのレスティラウトは『家族にわたしを返してくれた、かけがえのない人』になる感じ。身も蓋もなく言えば、将来的に恋愛感情を向けられるのはレスのほうです。
この余談までは読まない方にとっては『主人公は婚約者に好意を持っているが、好意の種類は不明』となるように書いていますので、この作品に『カップリング名』はありませんけれども。
(……ありませんけれども。レスロゼ作品と受け取られたり、それとして紹介いただいたとしても不都合はありません。気に入られたならよろしくお願いします。)
2026/10/30 ごく一部を改稿
[本好きの下剋上ファン作品 No.23]
#嫁とり敗北IF #レスティラウト #ローゼマイン #なかみゑ自薦
2022年12月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
現パロにぶにぶローゼマインさんの短い語り
かなり短めの話。ダムフィリとフェルマイがいる現パロ。
きっかけは、だいぶ寒くなってきたある日。事務所の外のポスター類を貼り替えていたフィリーネが、指先の体温をなくして戻ってきたことだった。
「こんなに冷たくして」
心配顔のダームエルがフィリーネの指先を握る。瞬間、二人揃って……握ったダームエルのほうまで、何かに弾かれたように身じろぎし、目を丸くした。
そう言い訳すればお互いの手を握れると気がついてしまったのだろう。ダームエルとフィリーネはそれ以来、どちらかが外から帰るたび、冷たい水で手を洗うたびに、指先を暖め合っている。
……早く告白して、付き合っちゃえばいいのに。
そう思いながら二人を眺めていたわたしは、気づきもしなかった。
……まさか、わたしとフェルディナンドも似たような目で見られていたなんて!
おしまい
-----
前の話(おそらく似たような時空の、これより過去の話)は
[本好きの下剋上ファン作品 No.10] 七夕にも落ち込んでいる現パロダームエルとほんの少しだけ親切なハルトムートの話
[本好きの下剋上ファン作品 No.22]
#ダムフィリ #フェルマイ #ほんずき現パロ
かなり短めの話。ダムフィリとフェルマイがいる現パロ。
きっかけは、だいぶ寒くなってきたある日。事務所の外のポスター類を貼り替えていたフィリーネが、指先の体温をなくして戻ってきたことだった。
「こんなに冷たくして」
心配顔のダームエルがフィリーネの指先を握る。瞬間、二人揃って……握ったダームエルのほうまで、何かに弾かれたように身じろぎし、目を丸くした。
そう言い訳すればお互いの手を握れると気がついてしまったのだろう。ダームエルとフィリーネはそれ以来、どちらかが外から帰るたび、冷たい水で手を洗うたびに、指先を暖め合っている。
……早く告白して、付き合っちゃえばいいのに。
そう思いながら二人を眺めていたわたしは、気づきもしなかった。
……まさか、わたしとフェルディナンドも似たような目で見られていたなんて!
おしまい
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前の話(おそらく似たような時空の、これより過去の話)は
[本好きの下剋上ファン作品 No.10] 七夕にも落ち込んでいる現パロダームエルとほんの少しだけ親切なハルトムートの話
[本好きの下剋上ファン作品 No.22]
#ダムフィリ #フェルマイ #ほんずき現パロ
実写ドラマ版の完結編にあたるという実写映画版を観てるんですけど……
『結末が賛否両論のモヤモヤ』だという話はちらほら見てしまっているので
いつ下降するんだ、どう下降するんだ感がどんどん強くなってきて胸が苦しい